飯豊連峰前衛 焼峰山(1,085.8m) 滝谷登山口 個人山行

 清水釜の水  修蔵ノ峰の慰霊碑
   
 旧内ノ倉登山道との分岐のヒドに残る雪・・・問題なし 旧内ノ倉登山道(廃道)への分岐地点。藪化している。
   
 焼峰山々頂の標柱・・・それにしても三角点の標識は随分足が出てきた。  土砂が伊蔵沢側に引っ張られている。でも一気に崩落はしないだろう。
   
 ここも、伊蔵沢側に引っ張られている。  クラック。梅雨の降雨の影響は・・まあ、数年は持つでしょう?
   




日 時  平成23年05月31日(火)
参加者 高橋顧問(OPL)、ボク(LTQ)
行き先  飯豊連峰前衛 焼峰山 (1,085.8m)
天 候  曇り時々晴れ
目 的   登山道の調査
装 備  夏山低山日帰
登はん用具:なし 
ナビ用品:地図・シルバコンパス
防寒具:なし
飲み物:ポカリスエット500ML×1
食料品:握り飯2個 菓子類
残 量:菓子少々
その他 なし

コースタイム 事柄 備考
10:50分 焼峰山登山口出発(235M)
11:39分 ウグイス平(595M) 休憩
12:20分 清水釜(870M)   昼食
12:45分 修蔵ノ峰(965M)
13:02分 焼峰山 山頂着(1,085.8M)・・・・・カッチ手前まで調査

13:22分 焼峰山 山頂発(1,085.8M)
13:35分 修蔵ノ峰(965M)
14:03分 ウグイス平(595M)
14:42分 登山口


概要
焼峰山々頂〜カッチの間が崩落している。そんな情報を聴き、気になっていたが、29日(日)が雨天で、体調がイマイチだったので
見合わせていたが、これから梅雨になるので、仕事の合間を見て平日だけど現地調査でかけた。
前日、高橋顧問に電話すると同行していただけるとのこと。で顧問と二人で出かけた。

記録
10時15分に顧問宅に寄り、滝谷の登山口に向かう。駐車場にも車は無く不遇のヤマとの印象が強い。(同日、二王子には30人ほど入山していたらしい。)
駐車場から少し戻り登山道に入る。倒木は処理されている。顧問と積雪期のルーファイについて話しながらここが、あのポイント?いや?など
あ〜だこうだ、と話しながら振り返り考え、思い出し、冬とのイメージの隙間を埋めながら歩く。

鶯平で1本。雪が溶けるとあっという間に藪になるものだ。
トコトコ歩き視界が広くなると風があたり気持良い。
今年は、春山が無くて冬山からイキナリ夏山という感じ。

さて、腹が空いてきた。顧問が黙っているので、このまま山頂か?と思っていると
清水釜でメシにしよう。とのこと。腹が空いた。もう昼過ぎだ。・・・・なんだ顧問も空腹だったのか。

清水釜から一頑張りで修蔵ノ峰。修蔵ノ峰から山頂は指呼の間。
山頂に至り早速、崩落個所の確認。

結論的には
@ 春先によく見られる雪による引っ張り応力による地割れと思われる。
A やや疑問なのが、ウジノ沢側でなくて、伊蔵沢側への張力。
B 一気に崩落する可能性は経験上否定的。
C シナリオとしては
  
@数年かけて徐々に落ちて行く
  A崩落個所の下がハング又は極端な急傾斜である場合は梅雨時に落ちる可能性も完全否定できないが、伊蔵沢側は比較的傾斜は緩い。

  B流水に運ばれる土砂がクラックに入り何となく落ち着く。
  この3パターンが想像されるが、@かBの可能性が高いだろう。定点観測していきたい。






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